2012年7月9日月曜日

コーチKに習う

今回もオリンピック代表を監督するのはDuke大学のMike Krzyzewski(マイク・クレシャウスキー)。ポーランド系の人で、名前を未だに読むのもスペルするのも難しいから、コーチKって呼ばれる事が多いです。

この人、初代ドリームチームのコーチ陣やってたり、この間のオリンピックで金メダル奪還して、2年前の世界選手権ではアメリカに久々の勝利もたらしたり、デューク大学優勝させたり、通算最多勝監督だったりと、まあ凄い功績の持ち主なんですが、他の監督と違って何が凄いのかなって思うと、一言で選手のモチベーション上げるのが上手なんだなって最近よく思います。

レブロン・ジェームスが、コーチKってどうやって選手達と関係を構築してるの?という問にこんな事言ってます。
Some have said he doesn’t even talk about basketball. He doesn’t. His approach is all about improving in life and being about situations. He is a great coach and a great motivator, and I love that about him. He always has us prepared.
誰かはバスケットボールの話をする事すら無い。彼はそういう話をしない。彼の取り組み方は、人生や状況をどう改善するかに限っている。彼は素晴らしいコーチでモチベーター(モチベーションを上げる人)だ。そして俺はそんなとこが好きだ。彼はいつも俺たちを万全の状態にしてくれる。

http://www.usabasketball.com/mens/national/12_moly_training_recap_070912.html

確かに技術指導してくれる素晴らしいコーチはたくさんいるんでしょう。しかし、技術も心、気持ち、メンタルと呼ばれる内的な物とのバランスがあってからこその物。コーチKはそういう心を引き出すのが得意なんでしょう。フィル・ジャクソン、ジョン・ウッデン、ドク・リバースもそういうところが上手なのかもしれませんね。

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