今回、Kobe VIとKobe VII (Attack Fast)のパフォーマンス比較でもやってみようかなと思います。
Kobe VIIはAttack FastとAttack Strongのシステム、要するにプレイスタイルでシューズの中身とインソールを交換できる仕組みになっています。今回は敢えてAttack Fastのローカット版で比較してみます。
踝から踵周りの幅が違う |
まず履いてみて思ったのがフィット感がVIIでは強くなったこと。足首から踵周辺の密着感がVIIよりも大きくアップグレードされてます。踝から踵の幅を上から見れば分かるのですが、かなり分厚くなってます。またインナーがアンクルサポーターのような収縮性の良い材質にVIIはなっているのが、密着感の強度に拍車をかけています。
踵の高さが違う |
VIIでは踵の高さが違うことからも分かるように、クッション性が良くなっています。全体的に衝撃をもっと吸収するような印象を受けました。特にVIIでは踵周りに重点が置かれているのか、足が靴の中で動かない、踵に固定されることで、足首の捻挫に対処しているのではと推測しています。
外反が違う |
上の写真ではっきりと分からないかもしれませんが、外反が少し分厚くなっています。個人的にはこの点がVIIの気に入らないところで、ゴツゴツ感というか、今までIVから継承してきた軽量感が少し感じられなくなって来ています。
模様が違う |
靴の裏、ソールに関しては特に違いは感じられなかったのですが、VIIは全面が左右で違う模様になっています。V字模様はKobe IVと同じですね。以前の物を採用したということは、評判が良かったのかもしれません。
インナーと表面が違う |
最後はインナーと表面。インナーはVIIの方が足にピッタリきます。サポーターをしてる感じのようで、ここも好みが出そうな感じです。これも推測ですが、足首が重点的になったのは、このインナーを採用したからかなと思いました。通気性はどちらも良さそうですが、VIの方はメッシュになっているのでこっちの方が良いでしょう。表面はVIが鱗形、VIIが縦線型です。タングの部分はVIもVIIも種類によりますが、材質が柔らかい方が良いです。
結論としてはVIの方が軽量感、VIIはクッション性と足首の安定感を意識した設計になっています。個人的にはVIが好きですが、どちらの斬新なデザインに関しては◎です。
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