2015年12月3日木曜日

生きる伝説コービー・ブライアント最後の言葉 (TNTインタービュー編)

生きる伝説コービー・ブライアント最後の言葉 (TNTインタービュー編)

Q (アーニー・ジョンソン)
A(コービー・ブライアント)

Q: いつ引退分かったの?
A: 去年発表する事はできた。何かが変われば続けてた。全てはやりたいかどうかの気持ちの問題で、外の状況とは関係無い。

Q: 引退の気持ちを変える事はできないの?
A: 無い。

Q: (コービー)を一言で表せばコンピティタ(競争する人)だけど、あなた(コービーの)コンピティタのリストには誰がいる?
A: マイケル・ジョーダンとアレン・アイバーソンがすぐ思いつく。マイケルとスコッティ(ピッペン)の獰猛さは凄まじかった。俺の世代ではAIだった。

Q: 誰がいわゆるコービー・ストッパー(コービーのオフェンスを封じるプレイヤー)だった?
A: 俺が1番手こずった相手はトニー・アレン。ブルース・ボーウェンも素晴らしかった。ラジャ・ベルも素晴らしいディフェンダーだった。

Q: (バスケットボールの競技で)最も影響を与えた人に手紙を書くとしたら誰?
A: マイケル・ジョーダン、ビル・ラッセル、ジェリー・ウェスト。

Q: 何と伝える?
A: ありがとう。メンター(師)として、いつも(師事してもらいたい時に)師事してくれて。

Q: 37歳のコービーは18歳のコービーにどういう会話をする?
A: 人間の「本質」を気にかけろと。バスケットボールの戦略と人間の「本質」のバランスを保てと伝えたい。戦略ができたところで、人と関わる事ができず、誰かに気づきを与える事ができなければ優勝をする事はできない。

Q: 5回の優勝、それぞれを格付けできる?したことある?
A: 一般的な答えならどれも一緒、だけども、本当のところは2010年のボストンに勝って優勝シリーズが断トツだ。3人の殿堂入りを相手にして、(シリーズで)2−3の逆境に立たされて、2008年には決勝で敗け、伝統のある一戦、そして指を骨折していたからこそ、この優勝が1番特別だ。

Q: 引退した後、6回目の優勝をできなかった事に苛まれる?
A: 無い。自分ができるあらゆる全ての事はやった。5回優勝した後に6回目ができなかった事を言及できる事が既に常軌を逸しているが、個人的には受け入れられる。あらゆる努力はしたがそういう運命では無かった。それでも生きていける。

Q: (キャリアの中で)やりなおしたいと思う事があれば何?
A: シャックとうまくいかなくなった時点で、リーダーの役回りを担って、早い段階で(シャック)対話した。

Q: シャックやフィル・ジャクソンとはどうやって和解した?今でもその過程いる?
A: いや、その過程はもう完了してる。一緒に(試合を)戦った時の記憶や経験は時間の経過とともに(試合そのものの結果)より存在が大きくなり人間の絆を深くした。それが1つ目の段階だろう。2つ目は大人になったという事だ。2006年にフィルが戻ってきて、君たちを助けたいと手を差し伸べた時がきっかけだった。いや、僕は判断する立場に無い、誰もが過ちを犯すから許してもらいたいというプロセスから始まった。

Q: (引退して)何が1番やりたいと懐かしむと思う?
A: チームメイトの(潜在能力)を最大限に引き出してあげる、という問題解決(パズル)かな。一緒に挑戦すること、人間関係を築くこと、キャンプからプレイオフまで見守ってやること、そして最後に成長したチームメイト達を見れる、という過程。

Q: テレビ業界で演者としてやれると思う?
A: やれない。忍耐力がない。チャールズは選手からテレビ演者としてうまくやった代表例だと思う。

Q: (NBA on TNT)にテレビ出演してくれる?
A: いいよ、握手しよう。歳入の60%はちょうだいね。(笑)
Q: 握手やめよう(笑)

http://www.nba.com/video/channels/tnt_overtime/2015/12/03/20151203-inside-kobe-interview.nba/?cid=NBAsocial_20151204_55968426&adbid=672656669663354880&adbpl=tw&adbpr=19923144

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