2015年12月3日木曜日

生きる伝説コービー・ブライアント最後の言葉 (グッドモーニングアメリカ・インタービュー編)

生きる伝説コービー・ブライアント最後の言葉 (グッドモーニングアメリカ・インタービュー編)

Q: インタビュアー
A: コービー・ブライアント

※一部割愛。

Q: なぜ今(引退)?
A: ちょうど頃合いかなって感じた。外部的な事じゃなくって内部的な事(気持ち)。

Q: どうやって分かったの?
A: 朝に15分ぐらい瞑想するだけども、通常であれば絶対にバスケットボールに意識が傾くんだが、それが無かった。あ、(引退が)近いなと感じた。

Q: 20年もレイカーズだけでやれた事についてどれだけ重要?
A: めちゃめちゃ。小さい頃からレイカーズファンだったし、マジックのポスターも貼ってた。夢だった。メンター(師匠)達にも出会えたし。

Q: 引退を決めた時に観客に送ったレターは必要だった?
A: ファンが僕にとってはとても重要だ。手紙で何かが正当化されるとは思わないが、一緒に若い頃から観てきてもらったファンにお別れを告げるのは美しい事だ。

Q: 引退は突然のこと?それとも何かの過程があった?
A: そう、過程。この過去3年間。アキレス腱断裂、膝の骨折、肩の靭帯断裂、が続けて起こった過去3年は徐々に引退を色濃くさせた。

Q: 今シーズンは評価(批評)に見合ってると思う?
A: 確かに。常に賞賛されることではないし、批評される事は受け入れなければならない。良いこともあれば悪いこともある。

A: 若い世代の選手達と共有したい(価値観)は、全て受け入れろという事だ。プラスな事もマイナスな事も受け入れろという事。

Q: バスケットボールで全て成し遂げたと思う?
A: 成し遂げていない。8回は優勝したかった。マジックは5回、マイケルは6回、だから。7回できるチャンスはあったが、うまくいかなかった。

Q: バスケットボール史上のベスト5は誰を選ぶ?
A: 自分は絶対含めない。自分が最も学ばさせてもらった選手を選ぶ。ジョーダン、マジック、バード、ハキーム・オラジュワン、ジェリー・ウェストだ。

Q: (SNSなどで使われる)#GOATのハッシュタグを使われてどう思う?※GOATはGreatest of All-Time. 史上最高という意。
A: 最高の事だ。そういう偉人達と同じ土俵で比較されるだけで光栄な事だ。ジョーダンと一対一をしたらどっちが勝つとか、という類の論は常に起こるだろう。

Q:(ジョーダン)と1 on 1をしたらどっちが勝つの?
A: 僕が多少勝つだろうしジョーダンも多少勝つ。そういう議論に終始するよ。

Q: 本当に辞めるの?
A: 辞めるよ。でも、バスケに対する愛情、熱意、学んだ事全ては僕の中で生きるから構わない。


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